ども梅雨に入った割には雨が少ないですね!
本日も当店雑草家の梅雨体調管理にの新メニューを紹介します。
まず梅雨はどんな体調になりやすいのか?
※最近、毎回紹介してるのでもう分かってるよ!って人は飛ばしてください。笑
梅雨は皆さんご存知の通り湿気が多く、その湿気は体にも溜まりやすく、体に余分な湿気が溜まってくると様々な影響が出て来ます。
●むくみの症状が出て体の巡りが悪くなり、下半身の冷えや、足腰の重だるくなる。
●体が巡りが悪くなることで、自律神経が乱れ、イライラストレス、精神不安や鬱っぽくなる。
●自律神経が乱れることで、免疫力が低下し、アトピーや喘息、アレルギーの症状が出やすくなる。
●体に湿気が溜まることで、胃腸の機能が低下し、食欲不振や消化不良、食中毒などを起こしやすくなる。
梅雨の時期は、以上のような症状がでやすくなります。
そんな梅雨の体調管理にオススメのメニューはコチラになります。
『あぶり牛タンとパクチーの梅肉ソースがけ』
メニューの薬膳テーマ
このメニュー薬膳のテーマは
●体の水分代謝を上げて、体に溜まった余分な水分を取り除く。
●体の巡りをよくし、胃腸の働きを助ける。
この料理に使われている主な材料と薬膳的効能
牛タン
五性・・・寒性(体を冷やす作用がある)
五味・・・甘味(消化器の働きを助け、強弱体質の改善や食欲増進)
利水(りすい)・・・体の余分な水分を排出する。
清熱(せいねつ)・・・体の余分な熱を取り除く。
化痰(かたん)・・・水分代謝の障害よって出来た痰(めまい、吐き気、咳など原因物質)を取り除く
明目(めいもく)・・・眼精疲労やかすみ目、視力の不調を改善する。
栄養学的特徴
牛タンは赤血球の生成を助ける『ビタミン12』と、エネルギー生成と精神不安やうつなどの神経症状防ぐ『ナイアシン』が豊富に含まれています。
てか今回、実は牛タンはあまり薬膳的要素を意識して入れなかったんですが、薬膳の効能を見たらビックリ!メチャ梅雨の体調管理にオススメの食材ですね。笑
今ブログ書きながら、牛タンの驚くべき作用を知りました。笑
パクチー
五性・・・温性(体を温める作用がある)
五味・・・辛味(発汗作用を促し、気を巡らせて体に溜まった、寒さや熱、湿気を体外に排出する)
消食(しょうしょく)・・・消化器に溜まった未消化の物をとりのぞく。
清熱(せいねつ)・・・体の余分な熱を取り除く。
解表(げひょう)・・・発汗などで体の表面にある悪いものを発散する。
利水(りすい)・・・体の余分な水分を排出する。
透疹(とうしん)・・・体の免疫が落ちたことで出た初期の湿疹や急性の湿疹の改善
栄養学的特徴
パクチーの独特な香りは神経を落ち着かせてリラックス効果、消化器の働き助け食食増進の効果があります。
また体に悪影響のある重金属を取り除くデットクス効果もかなり高いです。
さらに抗酸化作用のあるβカロチンも豊富で、体の免疫力を高めてくれます。
梅肉
五性・・・平性(体を温めたり冷やしたりしない)
五味・・・酸味(唾液や消化液の分泌を助け、汗や咳を沈めたり、下痢などの改善)
収斂(しゅうれん)・・・出過ぎる汗や、体の過剰な水分の漏れなどを引き締めます。
止咳(しせき)・・・咳を止めます。
化痰(かたん)・・・水分代謝の障害よって出来た痰(めまい、吐き気、咳など原因物質)を取り除く
渋腸(じゅうちょう)・・・消化が鈍り、腸の動きが鈍い状態を改善します。
栄養学的特徴
梅はクエン酸が豊富で、血液の流れを良くし疲労回復の効果や、食欲の増進、カルシウムの吸収を助ける働きがあります。
また梅はアルカリ性の代表食材なので、肉やジャンクフードの食べ過ぎで、酸性になってしまった体のを中和にもオススメです。
以上が今回の雑草家の梅雨の薬膳新メニュー
『あぶり牛タンとパクチーの梅肉ソースがけ』になります!
ぜひ梅雨の体調管理には『雑草家』の薬膳メニューをオススメします。
また薬膳は1日にしてならずなので、上記で紹介した食材を、普段の食事に少し意識をして取り入れて見てください^^
その他、食事改善以外にも、普段の食事や睡眠、適度な運動、ストレスの解消なども
健康で楽しい生活をしてく上では大切になってくるので
ぜひトータルで健康づくりを継続してやっていきましょう^^
薬膳コンシェルジュ 内村 宗宏
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