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夏でも冷え性!?あなたはどのタイプ?舌の状態で分かる6つのタイプの冷え性とその対処法。⑥冷えると腰や関節が痛くなる。手足と下半身が冷えやすい。体を温める機能が低下しているタイプ 薬膳男子ブログ

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さぁ今日も始まりました、舌の状態で分かる、

6つのタイプの冷え性と対策とその対処法。

ということで、今日は6回目でいよいよ最終回です。

過去に紹介した冷え性のタイプはコチラ

①お腹と手足が冷える。元気不足タイプ。
②手足の先や太ももの内側が冷える。血液不足タイプ
③顔が火照るのに、手足が冷たい。自律神経不調タイプ
④お腹周りや、部分的に冷える。血がドロドロタイプ
⑤下半身が冷えやすく、関節がこわばる。体に水たまりタイプ 

では今回初めてこのブログ見に来たという方のために

前回のおさらいです。前回読んだ方は
下記のリンクをクリックして飛ばしちゃってください。
↓ ↓ ↓ ↓
⑥体を温める機能が低下しているタイプ

この時期に冷え性?と思う人もいますが

暑いこの時期でも、室内や電車内のエアコンで
冷えの症状が辛いという人って意外と多いんです。

そして、冷え性と聞くと皆さん、体が冷えると
ひとくくりにしてしまいがちなのですが

実は冷え性にも様々なタイプが存在します。

そして、タイプによっては
全く逆のアプローチが必要になってくるのです。

単純に体を温めれば良いというものでもありません。
また食事に関しても、タイプによっては同じものを食べても
冷えが解消される人、逆に悪化してまう人もいるので

まず一番大事になってくるのは
やはり自分の体調を知る。
そしてその体調に合わせた食事、体調管理をする
これが非常に大事になってきます。

てことで今回は鏡で簡単にセルフチェック出来る
舌診(ぜっしん)のやり方と
その舌の状態で分かる、冷え性のタイプとその対処方を紹介して行きます。

では早速、鏡で自分の舌をチェックしてみましょう。

ここで注意して頂きたいのですが
舌をチェックするときは、舌の色などを正確に見るために
室内であれば出来るだけ蛍光灯などの白色系の電気で見るようにしてください。

次に、食事中や食事直後ですと
食べたものによって、舌の色や状態が変わってしまうので
出来るだけ食事前、もしくは食後に歯磨きをして
数時間空けたあとに見るようにしてください。

そして舌のどこを見るかとうと
●各舌の場所
舌先、舌の中央、舌の奥、舌の左右の縁。

●舌の全体の色
白い、ピンク、赤い、紫など

●舌の大きさや形
舌が痩せている、小さい、ぼてっと大きい、歯形がついている、
亀裂が入ってる、舌にポツポツがあるなど

●舌についてる苔(こけ)の状態
白い、黄色い、少ない、多い、
世界地図のように所々こけが剥がれている
べったりとしている、水っぽいなど

以上を意識して舌を観察してみてください。

それではこれから、その舌の状態で分かる
6つのタイプ別の冷え性を紹介して行きます。

自分の舌の状態と照らし合わせて
当てはまるところがないかチェックしてみてください。

①元気不足タイプ
●舌の色が淡く、形がボテっとしていて、
舌の周りに少し歯形がついている。

②血液不足タイプ
●舌がピンクより淡い色をしている。
形は薄くて小さく、亀裂が入っている。
また舌の潤いも少ない感じ

③自律神経不調タイプ
●舌の周りが赤く、分厚く硬い。
舌の中央部分が黄色または白いコケが多い。

④血液ドロドロタイプ
●舌全体が暗い紫色、
一部に黒い点やチョコレートのシミのような斑点がある。
舌の裏の2本の血管が太く浮きでている。

⑤水たまり、むくみタイプ
●舌が肥大化していて、ハッキリと歯形がついている。
コケが厚く黄色い色をしている。

⑥体を温める機能が低下しているタイプ
●舌が全体的に色が淡く白い、
舌の周り少し歯形がついている

※これのどれか必ず一つという訳ではなく、
複数のタイプが合わさっている場合もあります。

それでは詳しくタイプ別の説明と
その対策を紹介します。

ただ6つ全て説明すると
文章がかなり長くなってしまうので
前回から6回に分けて紹介しています。

今回はこちらのタイプを紹介します。

⑥陽虚(ようきょ)体質 体の温める機能が低下しているタイプ

そもそも体の熱を作り出す機能が低下して
体が冷えてしまうタイプ。お年寄りや虚弱体質な人、また病み上がりの人によく観られます。

●舌の状態

舌の色が全体的に淡く白い
また舌がダラっとしていて縁に歯型がついている。

ちょっと元気不足に似ているのですが
元気不足よりも白いのが特徴です。
陽虚は元気不足がさらに進んだ状態になります。
先ほど言った虚弱体質の状態です。
虚弱なので血液の巡りが悪く、舌の色が白くなります。
また元気がないので舌の締まりも悪く、力なくダラっとしてるので
舌の縁に歯型が付いたりします。

●このタイプの冷え性の特徴と冷える理由

手足が冷たく、下半身が冷えやすい。冷えると腰や関節が痛くなる。
体から熱を生みだすことができないので、体が冷えてしまいます。

●どんなことに気をつければ良いのか?

お年寄りの場合は、老化により腎機能が衰えて、
体が温められなくなってしまうことが多いのですが
若い人の場合は、夏は1日中冷たい冷房の効いた部屋で過ごす。
常に薄着で体を冷やす、冷たいものをがぶ飲みする。
食事も生野菜や生もの、体の冷やすような冷たいものばかり食べる。
こういった生活習慣が原因で腎に負担がかかり、体が温められなくことが多いです。
また体質的にもともと虚弱体質で体が温められないという人も中にはいます。

このタイプの人の対策としては
なるべく下半身やお腹周りをなるべく冷やさない格好を心がける。
食べ物は冷たいものは出来るだけ避けて、体を温める食材やスパイスを上手に活用する。
また腎を補う食事を意識して取るのもオススメです。

●このタイプの冷え性にオススメの食材

補腎(ほじん)、温裏(おんり)作用のある食材
腎を補い、内臓や経脈を温める作用

●補腎(ほじん)・・・腎を補う食材
魚介類(なまこ、ドジョウ、うなぎ、エビ、すっぽん、なまずなど)
貝類(ハマグリ、あさり、しじみなど)
その他(羊肉、山芋、クルミ、栗など)

こう見ると腎は生殖器や老化、成長などに関係する臓器なので
やはり精力増強に効果がある食材が多いですね。

●温裏(温裏)・・・内臓や経脈を温める
香辛料
(八角、シナモン、山椒、胡椒、唐辛子、生姜、よもぎなど)
ネギ類(長ネギ、玉ネギ、らっきょ、ニンニクなど)
桃類(桃、すもも、ぷらむ、サクランボ、アメリカンチェリー)
※ただフルーツはやっぱり冷やして食べる場合が多いので可能あれば常温
またはジャムなどにして温かいパンに塗ってなど少し工夫が必要になります。

青魚(いわし、あじ、さば、ししゃも、アンチョビなど)
※前回も話したのですが青魚の摂取には缶詰をオススメします。
栄養を余すことなく摂取できるのと、気軽に手に入れてすぐに食べられるからです。

肉類(羊肉、鶏肉、鹿肉など)

調味料(酒、酢、みりん、味噌、黒砂糖など)

●最後に体の温める機能が低下しているタイプのポイントまとめ

冷たいものや生もの、水分の取りすぎに気をつける。
常に体の冷やさない服装を心がける、
特に下半身やお腹を冷やさないようにする。
食事は精力アップの食材や、体を温める作用のあるものを意識して取るようにする。

それでは体を温める機能が低下しているタイプの冷え性の方は
上記を参考に体質改善してみてください。

薬膳は一日にしてならず、
季節や体調に合わせた日々の食事が
健康的で美しい体を作り出す。

薬膳コンシェルジュ 内村 宗宏

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ABOUTこの記事をかいた人

現在は主にvalu中毒者、そして薬膳コンシェルジュとしても活動中。南青山にある焼肉・薬膳鍋の雑草家にたまに居ます。健康あってこその楽しい人生!をモットーに、食に関する健康、肉体と心に対する健康を勉強し、さらに新しいことはすぐ飛び込み、日々学んだことをブログを通してアウトプットしております!このアウトプットを通じて、皆さんと繋がり、そしてお役に立てたら最高です!メッセージやその他SNSとかもやってるので気軽に声かけて下さい!