
さぁ、今日も梅雨のオススメ食材をご紹介します。
梅雨になりやすい体調は簡単に書くと
むくみ、だるさ、アトピーや喘息などのアレルギー症状
憂鬱な気分、消化器系の不調などです。
詳しくは前回のブログの冒頭部分に書いてあるので
こちらをご覧ください。
そして本日の紹介するのは『ヤングコーン』です。
自分は個人的にヤングコーンが好きなのですが
嫌いな人も結構いるのかな?笑
このヤングコーンは夏前の
梅雨の時期が、まさに旬となる食材です
ヤングコーンとは名前の通り、見た目の通り
とうもろこしがまだ小さい時に収穫したもです。
なのでとうもろこしの旬が夏なので
夏前の梅雨の時期がヤングコーンの旬になるんですね。
そして旬の食材には
季節の体調管理に良い栄養素がたくさん含まれています。
なので薬膳と難しく考えずに
とりあえず今が旬の食材をしっかり食べておけば
とりあえず季節の体調管理はなんとかなるんですね。笑
そしてなにより、やっぱ旬のものは
旬の時期に食べるのが、味、香り共に最高で
一番美味しいんですよね!
そして今回紹介するヤングコーンも
旬の物なので、今が一番美味しいです。
このヤングコーンは実は劣化が早く
基本的に缶詰で販売されていると思うんですが
でも今の時期だけ、生で手に入れることができるんです。
しかも場所によっては、皮付き、ヒゲ付きで購入可能なんです。
今回、手に入れたのがこれです。

なんか、まんま小さいトウモロコシって感じですよね。笑
このように皮付きで買えば
さらに新鮮な状態でヤングコーンを食べることができます。
ちなみに皮むくとこんな感じでヒゲが出てきます。

メチャヒゲが長い!!笑
仙人のように長い!!笑
関係ないのですが
このヒゲってコーンの粒と同じ本数あるって皆さん知ってました?
でもこのヒゲ、実はめちゃくちゃ栄養素が隠されているんです!
漢方ではこのヒゲを生薬として使うほどで
そのヒゲの効能というのが
●腎臓の働きを高め利尿を促進させる
●肝臓の解毒効果アップ
●汚れた血液をキレイにする
●胃腸の働きを活発にし、便秘解消
●血中脂肪の減少
このような作用があるんです!
どうですか?すごくないですか?
これが今だとヤングコーンを買えば
セットで付いてくるんです。
まぁ販売場所にもよると思いますが
ちなみにこのヒゲの使い方は
フライパンで炒ってスープにいれたり
ヤングコーンと一緒に炊き込みご飯にいれるのがオススメです。
このヒゲを入れることで
コーンの香ばしい香りがより際立ち
とても美味しくなります。
ですいません、話が大分ながくなりましたが
ヤングコーンの薬膳的効能を紹介します。
利水(体の余分な水分を排出)
理気(体の滞った気の流れをよくする。気分リフレッシュ)
活血(血の巡りをよくし、血液をキレイにする。)
平性(体を温めたり、冷ましたりする作用は無い)
帰経(大腸、胃に作用する。)
甘味(消化器系の働きを補う。)
まぁ上に書いたヒゲの効能と大体一緒ですね。
ヒゲと一緒に食べればより効果が高まるといった感じです。
効果を見ると梅雨になりやすい体調不良
(むくみ、倦怠感、アトピーや喘息などのアレルギー症状、憂鬱、胃腸不良)
は大体カバーしてくれてますね。
さらに栄養学的な話ですると、コーンの皮に含まれる
セルロースという食物繊維が便通作用や解毒作用があり
豊富なリノール酸が血液サラサラにします。
あとカロリーがとうもろこしと比べてとても低いので
ダイエット中の方にもとてもオススメですね。
ちなみにとうもろこしは10gで約35キロカロリー、
それに比べヤングコーンは10gで約3キロカロリー
とうもろこし10分の1以下のカロリーです。笑
これは食前のサラダとか食べれば
食事量もカロリーも抑えられて一石二鳥ですね。
とういう感じで
梅雨に上記のような体調不良になりやすい方がいましたら
毎日の食事にヤングコーンを少し意識して取り入れてみてください。
またヤングコーンは鮮度がすごく落ちやすいので
買ったらすぐに茹でて食べることをオススメします。
体調や体質に合わせた日々の食事が、
健康的でキレイな体を作りだす。
薬膳は一日にしてならず。
薬膳コンシェルジュ 内村 宗宏
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