
さぁ花粉症シーズンまもなく到来ですね!
すでにシーズン真っ只中という人もいるのではないでしょうか。
ちなみに自分は毎年ヒドイ花粉症に悩まされるのですが
今年は今のところまだ大丈夫です。
2月に入る前に目薬と点鼻を使用して
事前に症状を緩和させています。
やっぱりガッツリと症状が出てしまうと
中々症状を抑えるのは難しいみたいので
症状がひどくなる前に花粉症は対処した方が良いみたいです。
そして今日は花粉症を中医学的観点でみて
その薬膳的対処法をお伝えしたいと思います。
まぁできれば薬に頼らず、
食生活で体質改善して花粉症に対処したいですもんね。
まず花粉症のタイプは大きく分けて2種類のタイプがあります。
実はこれ中医学での風邪と同じ考え方で
熱タイプと寒タイプの花粉症に分けることができます。
この二つのタイプがどんなタイプかと言うと
①熱タイプ
目や鼻粘膜や肌のかゆみ、充血、腫れ、炎症など症状
気温が上がる時間帯や体が温まると症状がひどくなるタイプ
②寒タイプ
透明の鼻水が大量に出る。寝起きや冷たい空気に当たるとくしゃみを連発する。
気温が下がる時間帯や体が冷える日に症状が重くなる。
※症状がどちらもあるという場合は、
「お風呂に入った時に症状が軽くなるか重くなるか」で判断して下さい。
①お風呂で体が暖まると、花粉症の症状や鼻づまりがひどくなる=熱タイプ
②お風呂で体が暖まると、花粉症の症状や鼻づまりが楽になる=寒タイプ
熱タイプの花粉症には・・・
熱タイプにおススメの食材は体の余分な熱を取り、
炎症などの症状を和らげる効果のあるものを摂ります。
(おススメ食材)
白菜、白きくらげ、豆乳、豆腐、菊花、クコの実、はと麦、
セロリ、葛、トマト、ユリ根、どくだみ、ハブ茶、ゴーヤ、もやし、
ほうれん草、ハチミツ、ワカメ、昆布、ひじき
ミント、カモミールなど
↑の材料を使った参考レシピ
●ほうれん草と豆腐の白和え
●豚肉と白菜と昆布の豆乳鍋
●白きクラゲと豆腐と豚肉のゴーヤチャンプルー炒めせ
●セロリとトマトと菊花のマリネサラダ
●ミントとカモミールのミックスティー
寒タイプの花粉症には・・・
寒タイプにおススメなのは、体を温め、
鼻水のもとになっている体内の余分な水分を排出させるものや、
アレルギー体質を引き起こしている気虚を改善したり
免疫機能を上げるキノコ類などを摂ります。
(おススメ食材)
じゃがいも、カボチャ、栗、クルミ、ニンニク、ニラ、ラッキョウ、 山椒、
胡椒、唐辛子、芥子、生姜、シソ、パセリ、人参、春菊、
山菜、ウナギ、ナマコ、マグロ、鯛、蜂蜜、牛肉、羊肉、鶏肉、
餅、味噌、酒類、いも、黒豆、レンコン、鮭、やまいも、
生姜、白ねぎ、玉ねぎ、栗、豆類、鶏肉、キノコ類、
キャベツ、にんじん、貝類など
↑の材料を使った参考レシピ
●カボチャとキノコと人参のクリームシチュー
●アサリとパセリと鮭と玉葱と味噌のチャンチャン焼き
●ウナギ丼の山椒がけ
●ジャガイモと人参と玉葱と牛肉の肉じゃが
●蛤と鯛の酒蒸し
と言うことで
花粉症持ちの方は以上を参考に
薬膳を取り入れて見て下さい!
薬膳コンシェルジュ 内村 宗宏
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