
ども薬膳コンシェルジュ内村です。
もうすぐお正月と言う事で
おせち薬膳的にに見るシリーズ
今日で3回目ですね。
前回紹介したおせち料理
黒豆はコチラをクリック。
栗きんとんはコチラをクリック
お正月に食べるおせち料理のメニューを一つを
これからお正月までのあいだ
毎日ピックUPして、薬膳的効能をご紹介致します!
今回紹介するのは「伊達巻」です。
おせち料理には一つ一つ
縁起のある意味があり
今回紹介する伊達巻の意味は
伊達巻の形を見てもらうと分かるのですが
カットする前の全体の形を見ると
巻物のような形をしてますよね?
その巻物の形から、伊達巻を食べると
文化、学問、教養などを持てるようになるという意味があるそうです。
やばいなこれ1日3本くらい食わないとダメだな。笑
ってことで頭を良くなりたければ
伊達巻を食べましょう!
それでは早速、伊達巻の薬膳的効能をご紹介致します。
伊達巻には砂糖や白身など使われていますが
今回は分かりやすく、伊達巻の主な材料である
卵だけに焦点をあててご紹介致します。
卵の薬膳的効能は
潤肺・・・体に潤いを与える。
補血・・・体の血を補う。
安心・・・精神を安定させる。
帰経・・・肺、心、脾、腎、肝
↑卵は生命の塊なので、やはり五臓全部に効果があるんですね!
一物全体とはまさにこのこと。ウムウム。
五性・・・平性(体を温めたり、冷ましたりする作用が特にない。)
五味・・・甘味(脾と胃に作用し、滋養強壮効果がある。)
五色・・・黄色(消化機能を整え、体力の回復)
薬膳的黄色と意味と効能、食材など知りたい方はコチラ
栄養成分・・・たんぱく質、脂質、鉄、
ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンK、葉酸、コレステロールなど
↑これまた卵は生命の塊なのでビタミンCと食物繊維以外
(いわゆる植物から採れる栄養素以外)の主要な栄養素が全て含まれてます。
普通に手に入る食材とはいえ、こうやって見ると卵って以外とあなどれないですね!
上記をまとめて解説すると
生命の塊である卵は五臓全てに働きかけ
特に潤肺作用で体や皮膚粘膜に潤いを与え
乾燥からくるウィルスの侵入を防ぎ、体の免疫能力を高めてくれる作用があり
さらに脾と胃に作用し、消化吸収を助け、体に元気と血を補う
そして精神の安定を助け、心を落ち着かせてくれる。
心と体に栄養を与え病気も防いでくる。
さらには野菜で採れる栄養素以外の
主要な栄養素は全て兼ね備え
まさに究極の元気食材って感じですね!
卵の豆知識
卵を光に透かして明るいもの
振ってみて音のしないものが新鮮な証拠
卵の保存方法は、尖っと方を上にして冷蔵庫に保管
お正月には文化、学問、教養に縁起がある伊達巻を食べて
卵の力で悩み知らず、病気知らずの元気な体を手に入れて
有り余った体力でガンガン勉強して
周りとの差をつけちゃいましょう!
薬膳コンシェルジュ 内村 宗宏
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