広告3

体の代謝機能を高め、梅雨の湿気と暑さを取り除く食材。薬膳男子blog

本日も梅雨の体調管理にオススメの食材を紹介していきます。

梅雨はどういう体調になりやすいのか?

体に湿気が溜まりやすく、むくみや足腰の怠さや、消化機能も低下しやすく、食中毒や食欲不振を起こしやすくなります。
また気温に夏に向けて高くなるので、熱中症などの症状にもなりやすくなります。
そんな梅雨の体調管理にオススメの食材はコチラになります。
『ネギ』です。

ネギの薬膳的効能

解表(げひょう)・・・代謝をよくして、体に悪い物を発散させる。
散寒(さんかん)・・・代謝をあげて、寒さを取り除く。
補陽(ほよう)・・・体の足りない熱などを補う。
散結(さんけつ)・・・体内に溜まった老廃物の塊をほぐして散らす。
健脾(けんぴ)・・・消化器の働きを助ける。
五味・・・辛味(体の排泄作用や、余分な水分を取り除く、むくみの解消や咳、喘息の改善、また熱を取り除く)
五性・・・温性(体を温める作用がある)

てかネギって体の温めるの?冷やすのどっち?

※うえの文章を読むと、ネギは体の温めるのか、冷ますのかよく分からなくなってしまいますが、正確には『どちらの作用もある』です。ネギは体の代謝を上げる働きがあります。なので体が冷えている時に食べれば、体の熱を全身に巡らせて寒さを散らしますし、体が暑い時に食べれば、発汗作用を促し、体に溜まった熱を発散させます。なので温める、冷やすで考えるのではなく、体の体温調節機能をアップさせる。とイメージした方が分かりやすいかもしれません。これは唐辛子などスパイス系の辛味の食材全般に言えることです。

ネギの栄養学的効能

免疫機能を高めたり、お肌の機能を健康に保つ、ビタミンAやβカロテンが豊富。
また一番の特徴はネギの独特な香りや辛味の元となる、アリシンという成分が豊富で、このアリシンには体の血流を活性化させる働きがあるので、血行不良が原因による、肩こりや腰痛の改善や、冷えの解消にも効果的です。そしてアリシンには強い殺菌作用があるので、食中毒の予防などにも効果があるので、お刺身なのどの生ものとの相性がいいです。ただ殺菌効果が強いので、あまり食べ過ぎてしまうと、胃を荒らしてしまったり、下痢の原因にもなってしまう場合もあるので、とり過ぎには注意をしましょう。適度にとれば胃腸が刺激されて、食欲が増進され、食欲不振で元気が出ない方にオススメになります。

ではどんな時にネギを食べるのがオススメなのか?

●梅雨の湿気や、水分のとり過ぎによる、むくみの症状や、下半身の怠さがきになる時
●梅雨の湿気や暑さで、体に熱が溜まってしまって、体調がすぐれない時
●梅雨の食虫毒が気になるときや、お刺身などの生ものを食べる時
●血行不良が原因による、肩こり、腰痛、頭痛、冷えなどの症状が気になる時
●食欲がなく元気が出ない時
以上のような症状が気になる方は、普段の食事に少し意識をして『ネギ』を取り入れてみましょう。^^
また食事以外にも、適度な運動やストレス発散、睡眠、休息もとても大事になってくるので
総合的に体調管理をやってきましょう^^
薬膳コンシェルジュ 内村 宗宏

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

現在は主にvalu中毒者、そして薬膳コンシェルジュとしても活動中。南青山にある焼肉・薬膳鍋の雑草家にたまに居ます。健康あってこその楽しい人生!をモットーに、食に関する健康、肉体と心に対する健康を勉強し、さらに新しいことはすぐ飛び込み、日々学んだことをブログを通してアウトプットしております!このアウトプットを通じて、皆さんと繋がり、そしてお役に立てたら最高です!メッセージやその他SNSとかもやってるので気軽に声かけて下さい!